シニアITエンジニア
60歳定年後のネクストキャリア準備研修

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ネクストキャリア準備研修

先輩インタビュー

60歳定年後に
現在ITフリーランスとして活躍する
先輩方にインタビューしました!

Interview No.01 インタビュイー:薩さん

Topics

  • ホストコンピューター時代に未経験で飛び込んだIT業界
  • 長年培ったマネジメント経験はフリーランスでも活かせる武器に
  • 60代で独立したからこそ、いま求められる価値がある

ホストコンピューター時代に未経験で飛び込んだIT業界

キャリアのスタートラインから2024年3月にフリーランスになるまでの変遷をお聞かせください。(関根)

26歳で東京のソフトウェア開発会社に業界未経験で入社しました。当時はホストコンピューター全盛で多くの人材が必要な時代でした。10人もいない小さなソフトハウスでしたが、そこで金融系や様々な業界のシステム開発に従事できました。そちらで10年働いた後に地元京都の会社に移りました。2社目ではそれまでの経験からアーキテクト的な立場で様々なパッケージ開発に携わりながら、何とかここまでやってこられたという感じです。

お仕事の中では、チームをまとめ上げる立場も結構多かったのですか?(関根)

はい。一番大きい案件では、関係する販売店さんとかの開発者含めて200人ぐらい関与されるプロジェクトで技術的リーダーとして、アーキテクトチームを率いつつ、全体のマネジメントとバランスをとりながらやっていました。そういう意味ではPE-BANKさんにお話したときに一応プログラミングとかは今も現役ですっていうふうには伝えられましたね。

長年培ったマネジメント経験はフリーランスでも活かせる武器に

ネクストキャリアについて考え始められた時期はいつ頃なのでしょうか。(関根)

定年で雇用継続し、関わっていたプロジェクトにある程度目処を付けることができました。そこで、思い切ってフリーランスとしてやっていこうかなと考えました。自分自身の市場価値を知ることも含めて。独立するちょうど1年前くらいから次のキャリアをどうしようか考え始めていました。

フリーランスへの独立はどなたかに相談されましたか。(関根)

起業された知人はいるんですけど、フリーランスは多くなくて。ただ、前職で同じプロジェクトにおられたフリーランスの方には相談しました。やはり、フリーランスで働いている人からの意見というのは大きかったですね。その方だけでなく、前職のメンバーとは今でもちょくちょくやり取りはしています。

そういう意味では先輩フリーランスエンジニアから直接話を聞いたり相談できる場を作ろうとされているPE-BANKさんの取り組みは、これからフリーランスになろうと考えられている方にはいいのかなとは思いますね。PE-BANKさんの回しものみたいなセリフですけど(笑)

ご年齢やキャリアがどんな形であれ、フリーランスで働くチャンスは掴める可能性が高いとお感じですか?(関根)

はい。私のような年齢でも、長年養った様々なプロジェクトでの開発やマネジメントの経験をより広い視点で活かすことで、組織やチームへの貢献ができると感じています。また、そう自分にも言い聞かせています。定年を迎えられる方でも、まだまだこの業界で責任ある仕事をやってみたい、今までの経験を若手へ伝えていきたい、といったことに興味があるなら、キャリアの選択肢としてフリーランスはすごく価値があると感じます。

キャリアの面では例えば、規模の大きな会社で10年以上マネジメントに専念してきた方がフリーランスでやっていくのは厳しいかというと、全然そんなことないと感じます。PMもすごく募集はあるようですし、プロジェクトを進めていく上では、さまざまな役割の仕事もあると思っています。私も最初は開発者として考えていましたが、アーキテクトサポートみたいなマネジメント寄りの役割に期待をしてもらいました。

Interview No.01 インタビュイー:薩さん 横顔

60代で独立したからこそ、いま求められる価値がある

市場価値を知ってみたいというお話がありました。
現在はご自身の市場価値をどのように捉えられていますか。(高山)

最初は若手のように流行りの技術を持っていないのが少し懸念でした。しかし、募集内容はそうしたモダンなものばかりでなく、レガシーなシステムを扱う仕事もまだまだ多くあることも見えてきました。 まだ自分の市場価値を語れるまでには至りませんが、何とかなるかなと。

Interview No.01 インタビュイー:薩さん 正面

これから先のキャリアについての考えを教えてください。(関根)

まずは何とか70歳までは現役でいたいと思っています。

薩さんと同じ年代でフリーランスを検討されている方にエールを頂けますか。

今いる場を離れても、わくわくする場ってきっと見つかります。そんなニュアンスで一歩踏み出してもいいんじゃないですかということですかね。なにか面白いことがないかなみたいな、そういうちょっとした好奇心があれば、マインドも変わっていきやすいかもしれないですね。

ありがとうございました。(関根)

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